観るアート、創るアート
6月も終わりです。
ここのところ、いいペースで美術館に行っています。
先月の三宅一生展もでしたが、今月のヴェネツィア展とトワルドジュイ展も大正解でした。
以前は、有名なのだからとりあえず行ってみようと行ってはみるもののなにがいいのかさっぱり?というのがほとんどでした。
でも、そんなのも積み重なって…なのか、観たいもののチョイスができるようになり、そこの空間を心地よく思えるようになってきました。
三宅一生さんは実は高校の大先輩。大学生の時に一生さんの藍染の布がひらひらしている展示を観た時に、心がグッと来て今もそのことが忘れられないでいます。今回、その布のお洋服があって、泣きそうになりました。
ヴェネツィア展のモネの「ヴェネツィアの大運河」これは久しぶりに心がグッと来ました。しばらくそこから動かないでいました。
トワルドジュイ展は、(ちょうどアリワーク刺繍の課題で選んだデザイン画がウイリアムモリスのものだったのですが、)影響を受けたウイリアムモリスのものも展示してあり、こういうものが自分は好きなんだと再確認しました。
自分のアートのレベルが少しずつ高くなってる気がします。
で、完成したのがこの作品。ウイリアムモリスのデザイン画の面影はもうあまりないです。オレンジ系のグラデーションの糸をフリーハンドで刺したのがいい味を出してくれました。
11月の表参道の展示会でお見せできればいいなと思います。
いつかモネの「ヴェネツィアの大運河」を刺繍したい…です。
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